ちょっと待って ごはん抜きダイエット
女子高生4人のお昼休みトーク〜“ごはん抜き”ダイエットの落とし穴編〜
登場人物:
さくら(ダイエット中。最近ごはんを抜き始めた)
みなみ(健康志向で栄養オタク。知識が豊富)
ゆい(モデル体型に憧れている。SNSの情報に影響されがち)
りこ(運動部所属。食事と体づくりに関心あり)
さくら:最近ちょっと太った気がしてさ…。ダイエット始めたんだけど、まずはごはん抜いてるの。朝も昼もおかずだけ。
ゆい:わかる〜!私も糖質制限って流行ってるから真似してる。モデルさんとかもやってるし、ごはん抜くだけで体重減るんだよね。
さくら:うん、1キロくらいすぐ落ちた。でもそれ以上はなかなか減らないし、最近ちょっと疲れやすくて…。
みなみ:それ、炭水化物を抜いたせいかもよ。確かに体重は一時的に減るけど、それって“脂肪が減った”わけじゃないんだよ。
ゆい:えっ?でも体重の数字が下がったら、痩せたってことでしょ?
みなみ:実はね、体って炭水化物(糖質)を“グリコーゲン”って形で筋肉とか肝臓に蓄えてるんだけど、1gの糖に約3gの水分がくっついてるの。糖質を制限すると、その水分も一緒に抜けるから、体重が一気に減るの。
りこ:つまり最初に落ちてるのは“水”ってこと。脂肪じゃないのに、“痩せた!”って勘違いしやすいんだよね。
さくら:まじか…!じゃあ私の1キロ減は“水”ってことか…?がっかり〜!
みなみ:しかもね、ごはんを極端に抜くと、脳や筋肉に必要なエネルギーが足りなくなる。すると体が筋肉を分解してエネルギーにしちゃうの。
りこ:筋肉が減ると代謝も落ちるから、リバウンドしやすくなるんだよ。あと、顔色も悪くなるし、肌もガサガサになる。
ゆい:それやばくない!?私最近ちょっと肌荒れてるのって、それのせいかな…。
さくら:しかも、朝集中できないし、体育のときバテバテだったかも…。これも炭水化物抜いたせい?
みなみ:たぶんね。炭水化物って体にとって“燃料”なの。ごはんを悪者にするんじゃなくて、量とタイミングを工夫すればむしろダイエットの味方なんだよ。
ゆい:なんか…体重の数字にばっかり目が行ってたなぁ。ほんとは“どうなりたいか”を考えないとダメなんだね。
さくら:そうだね。私も“痩せたい”じゃなくて、“元気で引き締まった体になりたい”って言えるようにしたいな。
りこ:それ!うちの顧問も言ってた。“体は食べたものでできてる”って。ちゃんと食べて、ちゃんと動くのが一番って。
みなみ:じゃあさ、今度みんなで“おにぎりデー”やらない?玄米とか雑穀入りのも美味しいよ。
さくら:いいね!具もいろいろ試せるし♪ 私、ごはんのこと見直してみる!
〈さくらの心のつぶやき〉
ごはんを抜いて減った体重は、ただの“水”だったなんて知らなかった…。数字だけにとらわれずに、ちゃんと食べてキレイになれる方法を、これから考えていこう。
今回は、ごはん抜きダイエットの落とし穴について、会話風にアレンジしてみました。
要点をついた、内容となっています。
ではどんな組合せで、どう食べたら良いのかなど、もっと詳しく聞きたいという方は、お気軽にお問合せ下さい。
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