ジュニアアスリーと食事の食べ方

ジュニアアスリートにとって、食事はとても大事です。

ただ食べれば良いという訳ではなく、食べ方も大事なのです。

食べ方で問題となるのが、「早食い」です。

ジュニアアスリートが早食いをすると、以下のような影響が考えられます。

・消化器官への負担増加

子どもは消化器系が未発達であり、早食いにより十分な咀嚼が行われないと、消化不良を引き起こす可能性があります。 ​腸内環境の悪化や、食べているのに体が大きくならないことの一因にもなります。

・体重増加や肥満のリスク

早食いは過食を招き、体重増加や肥満の原因となることが報告されています。 ​

・満腹感の遅れ

早食いをすると、満腹感を感じる前に多くの食物を摂取してしまいがちです。

食べ始めてから脳が満腹感を得るまでには20分程かかります。 食事のスピードが早いと満腹中枢が反応しにくくなります。ということは、摂取するときのブレーキがかかりにくくなってしまうのです。

・歯やあごの骨に悪影響

噛む刺激であごの骨の成長を促し骨の強度を高め、、周りの筋肉を強くします。

早食いをするとあごが成長せず、歯並びが悪くなったり、唾液の分泌量が少なく虫歯になりやすくなったりします。

注意すべきポイントは

・よく噛む習慣の促進

食材を大きめに切ったり、雑穀ごはんにしたりなど歯ごたえを残すことで、自然と噛む回数が増え、早食い防止につながります。

・一口の量

ひと口の量が多いと、反射的に食材をよく噛まずに飲み込んでしまいます。

沢山頬張らないように意識しましょう。

・食事環境の整備

テレビやスマホを見ながらの「ながら食べ」は早食いの原因となるため、食事に集中できる環境を整えることが重要です。

また、一人での食事も早食いになりがちです。なるべくそういった環境を減らすのも大切です。そして家族自体が早食いもよくありません。そのペースにつられてしまい早食いになってしまいます。本人だけでなく、家族で意識して下さい。

・捕食の工夫

適切な間食(補食)を取り入れることで、過度な空腹を防ぎ、早食いを抑制できます。

早食いは、ジュニアアスリートに限らず大人もにも悪影響を及ぼします。よく噛んで食べる、特に食事の最初の一口はよく噛んで食べることを意識して下さい。最初の一口は50回噛むことを意識して下さい。それが徐々に習慣化し、よく噛んで食べれるようになります。

※因みに食べるのが遅すぎるのも良くないので、機会を改めて書きたいと思います。

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