年末年始の胃腸の乱れ
明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか。私は実家に帰省していたのですが、家族二人がインフルエンザに感染したので、家事をしながら過ごしておりました。
インフルエンザがかなり流行っていますので、皆さんも手洗いうがいなどの基本的な対策はしっかりして下さい。
さて年末年始、食べて飲んで胃腸の具合がよくないという方も多いのではないでしょうか。
当然暴飲暴食で消化吸収に負担がかかって不調になっているのですが、他にも長期の休みで普段の生活とリズムが変わったり、屋外と屋内の寒暖差などによって、自律神経が乱れているのも原因の一つです。
不調解消するために
そんな不調を解消するためにどうしたら良いのか。
多くの方は、胃腸薬にたよったり、食事を抜いたりすると思います。
私の場合は、食事は控えずごはんとみそ汁のシンプルな物をよく噛んで食べるようにします。
ごはんとお味噌汁を中心に、おかずは手のひらの大きさまで、手のひらの半分でもOKですので自身の体調に合わせて調整してみて下さい。
なぜごはんとみそ汁なのか。
★ごはん
ごはんは、脂質が少なく消化吸収に負担がかかりません。そして水だけで炊けるので、余分な添加物を摂ることもない食べ物です。
またお米に含まれるトリプトファンには、自律神経のバランスを調整する作用があり、乱れた自律神経を調整してくれます。
※胃腸がの調子が悪いときは、玄米や繊維の強い雑穀(黒米や赤米)は避けましょう。
★みそ汁
温かいみそ汁を飲んで胃腸を温めると、新陳代謝を上げ胃腸の粘膜をケアしてくれます。
また腸のぜん動活動が活発になり、免疫力のアップにも繋がります。
胃薬
胃腸薬は、胃酸を中和させたり、分泌を止めたりするお薬です。
胃酸は、食べ物を消化する役割をしているのですが、外部からの侵入者を食い止めるという役目もあるのです。
体に悪い影響を及ぼす菌や、ウィルスの侵入を防いでくれる胃酸が減るのはリスクですよね。
安易に薬に頼らず、シンプルな食事をよく噛んで食べれば十分ケアできます。
食事を抜いてしまうと、脳へのエネルギーの供給が十分でなかったっり、代謝の低下を招き免疫力も下がってしまうなど悪循環に陥ってしまいます。
無理して食べる必要はありませんが、自分の身体と相談しながら、みそ汁だけとったり、ごはんの量を調整してみて下さい。
そして、よく噛んで食べて下さい。そうすれば、胃腸は元気を取り戻し、活発に動いてくれます。
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