熱中症対策に必要なこと
熱中症対策でなにをされてますか。
こまめな水分補給、部屋の温度管理、日傘や帽子などの対策をされている方が多いと思います。
これらは一般的によく言われている対策で大切なことなのですが、その他にも重要なことがあるのをご存じですか。
それは、食事と睡眠です。
しっかりとエネルギーを補給すること、しっかりと寝て疲れをとることが重要です。
ちゃんと寝てるけど、寝起きは何かだるいってことありませんか。
それは、エネルギー不足によって睡眠の質が下がっていからかもしれません。
1日3食
1日3食、朝・昼・晩としっかり食事をとり、エネルギーと養素を補給しましょう。
朝食や夕食を抜くことが習慣化すると、人間の身体は代謝を抑えエネルギーを消費しないようになってしまいます。
そうなると自律神経にも影響をおよぼし、体温のコントロールも上手くできなくなります。
また1日3食もりもり食べれる元気な胃腸にしておくことも必要です。
胃腸を鍛えるのに出来ることは、よく噛んで食事をとることです。胃腸は、大胸筋や大殿筋などように自分の意思では鍛えれません。食事をとってエクササイズすることが必要です。
普段から元気な胃腸にしておくことで、食欲が落ちがちな暑い夏でもしっかりと食べれる胃腸にしておきましょう。
3食の中でも朝食は超重要です。
朝は脱水状態です。朝中途半端な水分補給だけで外出すると、オーバーヒート(熱中症)をおこします。
水分補給だけではダメで、ミネラルも補給することが必要です。
どんな朝食が良いのか
それは、ごはんとみそ汁の組み合わせです。
雑穀ごはんやぶづき米、具沢山のみそ汁であればなおよし。
粒であるごはんをよく噛んで食べ、胃腸をエクササイズし、具沢山のみそ汁でビタミン・ミネラルを補給する。
お水で炊くお米には、100gあたり約60mlの水分を含んでいますので、ごはんからも水分補給ができますね。(食パンは100gあたり約40ml)
みそ汁は、ビタミン・ミネラルの補給だけでなく、胃腸を温めて温熱効果をアップしたり、胃腸の粘膜をケア、カリウム豊富で筋肉の収縮コントロールをしてくれるなどの効果もあります。
また食事をとり、体内で分解される時にも水分が発生します。これを代謝水といいます。(摂取カロリーによって変化)
このように、ごはんとみそ汁は最高の組み合わせなのですが、様々な理由で朝食をとらない方、パンだけの方も多いと思います。
何も食べないよりは、簡単で継続できる朝ごはんでOK。朝起きたら何か食べる習慣をつけたいですね。
熱中症予防の観点からすると、パンとインスタントスープ、おにぎりとインスタントみそ汁など、ミネラルもとれる汁物と組み合わせて下さい。
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