雑穀はどうしても苦手!そんな時はぶづき米にしよう

雑穀の栄養価の高さは分かっている。

でもどうしても苦手っていう方もいるのではないでしょうか。

そんな方におすすめなのは、「ぶづき」米です。

雑穀ごはんに比べれは栄養価は落ちますが、白米よりは上がります。

そんなぶづき米の説明の前に、お米の構造をおさらいします。

お米の構造

お米は、①の籾殻を外した状態を玄米と言います。

②~④の糠層と呼ばれる部分を取り除いた(精米した)のが白米です。

ビタミンやミネラル、食物繊維はこの糠層と⑥の胚芽に多く含まれています。

この糠層と胚芽の一部を残して精米したのがぶづき米になります。

ぶづき米

図のように、白米は食べやすいですが栄養価は下がり、玄米は栄養価は高いが食べにくくなります。

ぶづき米を食べたことのない方は、先ずは7ぶづきからチャレンジしてみて下さい。

炊き方、水加減は白米と同じでOK。

白米との違いは、糠層が残っているので炊き上がりがやや黄色がかっていることです。

炊飯器で長時間保温すると、めっちゃ黄色くなるので、残った分は早めにあげて冷凍保存することをおすすめします。

ちなみに、ぶづき米の栄養素は下記の通りです。※代表的な栄養素のみ表示

6ぶづき程度までなら、消化吸収にも負担がかからないので、おすすめです。

ただし白米もですが、よく噛んで食べることは忘れないで下さい。

早食いになってしまうと、せっかくのメリットが薄れてしまいます。

ぶづき米より玄米の方が良さそう

確かに栄養価から見れは玄米はすごいです。メリットも多いですがデメリットもあります。

デメリット

炊くのに手間

消化吸収に負担が大きい

強いキレート作用により、必要な栄養素も排出されてしまう

年齢や体質、食べ方によっては消化不良を起こす

玄米を食べる時は、とにかくよく噛みましょう。そしてみそ汁やおかずの栄養のバランスをより充実して下さい。

成長期の子供や、スポーツをしている子供には、消化吸収に負担のかからないぶづき米や雑穀ごはんをおすすめします。

ぶづき米はどこで買えるの

ぶづき米は、町のお米屋さんや、意外に酒屋さんでも買えます。店頭精米という看板やのぼりがあるお店はぶづき米のできる可能性が高いので覗いてみて下さい。炊き方や保存方法などわからないことがあれば教えてくれます。

どうしても近くに買えるお店がない場合は、ごはんの魅力ホームページからもご購入いただけます。

 

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