夏バテ予防には「ごはん」組合せで効果UP

毎日暑い日が続いております。これだけの猛暑が続くと疲れやダルさなど夏バテの症状がある方も多いのではないでしょうか。

夏バテ予防にはごはんが効果的なのをご存じですか。

そもそも夏バテは、食欲低下することで栄養不足なったり、発汗による体内の水分やミネラル不足、自律神経の乱れや暑さが原因の寝不足などがあります。

栄養不足は、食欲の低下=胃腸の不調が原因で、水分補給の仕方が関係します。

水分補給はとても大事なのですが、一度に大量の冷たい飲み物とると、胃腸が冷え、胃液が薄まり消化吸収に負担がかかり食欲が衰えます。

また、水分補給のためにスポーツドリンクばかり飲んでいると、ミネラル以外に含まれている糖分を摂り過ぎることで満腹感となり、食欲不振→栄養不足→夏バテ という悪循環に陥ります。

スポーツドリンクがダメという訳ではなく、飲み方や飲む量・タイミングなどを工夫する必要があります。

なぜお米がよいのか

暑い日は冷たい麺類が美味しいですよね。でも麺類は噛む回数が少なくなりがちで、消化吸収に負担がかかります。また栄養バランスも偏りがちです。

その反面ごはんは粒なので、麺類よりも噛む回数が多くなり、消化吸収の負担が少なくなります。

ごはんはビタミンやミネラル、たんぱく質なども含まれており、栄養のバランスが良いです。

またごはんに含まれる水分からも水分補給ができます。熱中症対策にも効果的です。

ぶづき米や、雑穀ごはんにすることでより効果は上がります。

玄米も栄養価は高いのですが、とにかくよく噛んで食べないと消化吸収に負担がかかります。

少し食欲がないかなぁと思う時は、玄米は避けた方がよいでしょう。

 

組合せでより効果的に

ごはんと一緒に摂っていただきたのが、おみそ汁です。

おみそ汁と組み合わせることで、ごはんのたんぱく質の利用効率が上がります。

ビタミン・ミネラルもしっかり摂れますので、エネルギー効率が上がります。

おみそ汁を具沢山(5種類以上)にするとより効果的です。

冷たい飲み物を多くとる季節ですので、温かいおみそ汁を摂って胃腸を温め血流をよくしてあげることが大切です。

休息も大切

夏バテを予防するには、しっかり休んで回復することも大切です。

それには質のよい睡眠が大事なのですが、ごはんとみそ汁の組み合わせは睡眠ホルモンの材料にもなるのです。

睡眠ホルモンと呼ばれる「メラトニン」は、体内時計に働きかけることで、自然な眠りを誘う働きがあります。

メラトニンは「セロトニン」という神経伝達物質を原料としており、セロトニンは必須アミノ酸である「トリプトファン」によって合成されます。

このトリプトファンは、お米などの穀類や、大豆製品、卵や乳製品に含まれています。

ということで「ごはん」と「おみそ汁」の組合せは理想的なのです。

夏こそ朝からごはんとおみそ汁を摂り、熱中症対策と夏バテ予防をしましょう。

ざっくり、6(ごはん):4(おみそ汁とおかす)の割合で、よく噛んで食べることを意識して下さい。

 

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