令和5年産新米農家さん訪問第一弾「たぶち農場」さん

いよいよ本格的な新米の時期となってきました。

収穫時期でお忙しい中、兵庫県丹波篠山たぶち農場さんへお伺いし、今年のできなど田渕社長に貴重なお話を聞かせていただきました。

丹波篠山は西の魚沼をと評されるほど美味しいお米ができる地域です。

そんな土地でたぶち農場さんは、「丹波篠山」というブランドに驕ることなく、本当に美味しいお米をお客様に届けたいという想いから、新しい技術を勉強し品質を高める努力をされている農家さんなのです。

実際に他県で作られて評価の低い品種のお米が、たぶち農場さんが作ると美味しいしと評価されなおかつお手頃という素敵なお米もあるんです。

作物を育てるには肥料が必要

作物を育てるには肥料が必要です。

たぶち農場さんは、堆肥も自家製でされています。

今年からもみ殻くん炭を作り始めたそうです。

炭を土壌に入れることで、
①保水性や通気性が良くなる!
②微生物のすみかになる!

結果、植物に良い影響を与えてくれる‼︎などの効果があるそうです。

以前から美味しい作物が、より美味しくなりそうですね。

厳しい気象条件

そんな努力をしていても、近年の激しい気象条件には悩まされるそうです。

なんといっても高温。丹波篠山は昼夜の寒暖差がある地域なのですが、夜も中々気温が下がらないそうです。

そして降水量。新潟県は水不足で大打撃というニュースはよくされていましたが、丹波篠山も6月はよかったのですが、7月に降水量が少なくて苦労されたそうです。

そのため、乳白色の米が多くなったり、稲が一部枯れてしまったりといった影響が出ています。

そうなると、1等のお米の収穫量が減って収入にも大きく影響します。

「作る品種を考えないと」ともおっしゃっていました。

そこまで深刻な状況なのです。

ただ、たぶち農場さんは、手間暇かけ作られてますので、そんな状況の中での美味しいお米ができてます。

新米炊いてみました

「夢ごこち」と「ふくひびき」を交配したお米で、「ほむすめ舞」といいます。

粒が大き目で程よい粘りがあり、あっさりした食味が特徴です。和食にピッタリなお米です。

栽培期間中に使用する農薬を7.5割減、化学肥料(窒素成分)5割減まで抑えた環境にもやさしいお米です。

新米らしい瑞々しさ、あっさりしながらも甘みもしっかり感じる美味しいお米でした。

今後も続々と他の品種が出てきますので、楽しみです。

 

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