糖質制限で~身体に起こること~
ダイエット=糖質制限を思い浮かべる方が多いのでしょうか。
糖質を制限するとなると、イメージしやすい炭水化物を抜くこと。
今回は、これが私たちの身体にどんな影響を与えるのかを解説いたします。
生命維持や運動、感情など、私たちの身体をコントロールしている重要な臓器である脳は、とてもエネルギーを使います。
脳は体重の2%程度の重さですが、全エネルギー消費の20~24%も使うエネルギーの消費が大きい臓器です。
そんな脳のエネルギー源は、糖質である「ブドウ糖」が主です。糖質制限してしまうと、大切なエネルギーが不足してしまいます。
生命維持のため、脳のエネルギー確保が優先されるのですが、エネルギー源がありません。
足りないエネルギーを捻出するために
ではどうやってエネルギーを捻出するのか。
大きく分けて3つ方法でエネルギーを作ります。
①体が消費するエネルギーを節約する
体温を下げたり、臓器の動きを抑えたり、新陳代謝を減らしたりします。
↳免疫力の低下、腸内環境の悪化、クスミなどお肌のトラブルなどの影響があります。
②身体の他の組織にブドウ糖が使われないようにする
インスリンがあってもブドウ糖が取り込めない状態に。
↳インスリン抵抗性が増し、2型糖尿病になるリスクがあります。
③筋肉を分解して確保
糖新生がおこり筋肉量が減少、体脂肪が増えやすくなる。
↳フレイルや寝たきりの原因に。
①~③を防ぐためには、安定した炭水化物=お米の供給が必です。
エネルギーを安定供給するためには、定期的な補給が必要です。
1日3食を基本に欠食しないこと。
主食は、エネルギーの持続力のあるお米がおすすめ。
ごはんにみそ汁を組み合わせて、もりもり食べましょう。
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